こんにちは、中野莉子です。
今回は、
水引きについて紹介します✨
水引は、大きなお祝いや事などに用いられる祝儀袋や不祝儀袋の飾り紐の素材です。
主に結納品、贈答品の表紙(おもてがみ)、正月飾りなどに使用されます。
水引きを使用し始めた起源は明確にわかっていませんが、
飛鳥時代にまで遡る説もあります。
小野妹子が隋から持ち帰った献上品が、
紅白で染められた麻紐で結ばれていたことから日本でも贈答品に紅白の紐を結ぶようになったというものです。
当時は宮中への贈り物に使用されていた水引きの文化が、
時代を経て庶民にまで広まっていきました。
水引は色や種類も豊富であり、
その素材を使用して縁起物の鶴や亀、松竹梅、宝船などを表現します。
これを水引細工といい、繊細さを表す曲線美や、
細工の美しさは日本独特の文化になっています。
また、日本が大事にしている水引には、結び方や本数、
また水引を使用することでの意味合いが存在します。
水引を使用する意味合いの中で最も日本人の考え方として素敵なものは、
紐を引いて結ぶことから『人と人を結びつける』という意味合いで使われていることです。
最近では、装飾品やアクセサリー、インテリアなど、利用されている水引。
皆様も水引を通じて良い縁を引き寄せて結んでみてはいかがでしょうか。
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